日本航空(JAL)は15日、ロシアの国内線最大手S7航空との共同運航(コードシェア)を16日から拡大すると発表した。利用客の利便性を高める狙い。モスクワとシベリア最大の都市ノボシビルスクやロシア最大の油田地帯があるチュメニなど4都市を結ぶ路線を新たに共同運航する。
JALとS7航空は航空連合「ワンワールド」のメンバー。2013年に東京(成田)―ウラジオストク線とハバロフスク線の2路線でコードシェア便の運航を開始し、その後にモスクワとロシア各地を結ぶ13路線に提携を広げた。今回の拡大で、共同運航は19路線に増える。