欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/4/7

東欧・ロシア・その他

カールスバーグ、チェコ企業を買収

この記事の要約

欧州ビール大手のカールスバーグ(デンマーク)は3日、チェコの老舗ビールメーカー、ジャテツキー・ピヴォヴァルの株式51%を取得し、子会社化したと発表した。買収価格など詳細は明らかにしていない。同社のチェコでの買収初めて。 […]

欧州ビール大手のカールスバーグ(デンマーク)は3日、チェコの老舗ビールメーカー、ジャテツキー・ピヴォヴァルの株式51%を取得し、子会社化したと発表した。買収価格など詳細は明らかにしていない。同社のチェコでの買収初めて。

ジャテツキーは1800年創業の老舗メーカーで、主力ブランド「ジャテツ」のほか、プレミアムビール「バロンカ」、グルテンフリービール「セリア」を製造している。年産量は2万キロトリットル。

カールスバーグは、チェコのプレミアムビールに対する需要が欧州の主要市場で大きいとみている。同ブランドの販路を拡大し、国外市場に順次投入する計画だ。