2014/6/23

総合 – 欧州経済ニュース

ウクライナ、27日にEUとの連合協定に署名へ

この記事の要約

ウクライナのポロシェンコ大統領は19日、ベルギーのブリュッセルで27日に開催されるEU首脳会議で、自由貿易協定を柱とする連合協定の経済条項に署名すると発表した。これによりウクライナのEU加盟に向けた動きが加速することにな […]

ウクライナのポロシェンコ大統領は19日、ベルギーのブリュッセルで27日に開催されるEU首脳会議で、自由貿易協定を柱とする連合協定の経済条項に署名すると発表した。これによりウクライナのEU加盟に向けた動きが加速することになり、旧ソ連諸国の経済統合を目指すロシアが反発を強めることが予想される。

EU加盟の前段階となる連合協定をめぐっては、昨年末に親ロシア派のヤヌコービッチ前大統領が署名を見送ったことをきっかけに反政府抗議行動が発生。今年2月の政権崩壊につながった。

ウクライナは3月下旬に連合協定のうち政治関連の条項に署名したが、経済条項については、ウクライナ側に農業や鉄鋼業の保護を目的とした輸入関税の撤廃を求める内容が含まれていることなどを理由に署名を先延ばしにしていた。ポロシェンコ大統領は連合協定について、「数百万人のウクライナ人が成し遂げたかったことであり、彼らはそのために過去半年間、戦ってきた」と述べた。

27日にはグルジアとモルドバも連合協定に正式署名する。EUは、旧ソ連諸国との関係を強化することで、クリミア編入を足がかりに勢力圏の再構築を狙う動きを見せるロシアを封じ込めたい考えだ。