シュターダ、投資会社の2度目のTOBが成功

後発医薬品大手の独シュターダは18日、投資会社の米ベイン・キャピタル、英シンベンの企業連合ニッダ・ヘルスケア・ホールディングが同社を対象に実施した株式公開買い付け(TOB)に成功したと発表した。これによりシュターダは同企業連合の子会社となることが確実となった。今後は買収などを通して事業を拡大していく考えだ。

同企業連合がシュターダを対象にTOBを実施したのは今回が2度目。1度目はTOBに応じる株主が少なく失敗していた。

今回のTOBではこれを踏まえて1株当たりの買い取り価格を引き上げるとともに、成立条件を67.5%以上の株式確保から同63%以上に引き下げた。ニッダ・ヘルスケアが確保した株式の割合は現時点で公表されていない。

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