LG化学、ポーランドにEV電池工場設置

韓国のLG化学は12日、ポーランドに電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の工場を建設すると発表した。投資額は59億ズロチ(13億8,000万ユーロ)。年産能力は10万個で、欧州最大のEV用電池工場となる。

同国南西部ヴロツワフ近郊のコビエジツェ経済特区に新工場を建設し、電池のセル、モジュール、パックを一貫生産する。下半期中に操業を開始。完工は来年を見込む。新規雇用2,500人を予定している。LG化学にとって韓国、米国、中国に次ぐ4番目のEV用電池工場となる。

同プロジェクトは欧州連合(EU)の助成金を受ける予定だ。EV用電池の生産は米国とアジアに偏っており、EUは域内での電池工場建設を支援する方針を打ち出している。

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