ユーロ圏景況感、2カ月連続悪化

欧州委員会が2月27日発表したユーロ圏の2月の景況感指数(ESI、標準値100)は114.1となり、前月から0.8ポイント低下した。景況感の悪化は2カ月連続。ただ、17年ぶりの高水準(12月の115.3)に近いレベルを維持している。

分野別では製造業が1ポイント、小売業が0.9ポイント、消費者が1.3ポイント、建設業が0.5ポイントの幅で低下した。サービス業は0.7ポイント上昇した。

EU28カ国ベースのESIは前月を0.5ポイント下回る114.3。主要国はイタリアが1.5ポイント上昇したが、ドイツが1.6ポイント、フランスが2.7ポイント、英国が1.6ポイント、スペインが0.7ポイント悪化した。

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