欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/7/14

EU産業・貿易

スイス、ルーマニアなどからの豚肉輸入禁止

この記事の要約

スイス政府は8日、アフリカ豚コレラの発生が確認されたEU加盟国のうち、ルーマニア、ブルガリア、ラトビア、クロアチアからの豚、豚肉の輸入を9日付で禁止すると発表した。 スイスの食品安全獣医局によると、禁輸対象にはイノシシ、 […]

スイス政府は8日、アフリカ豚コレラの発生が確認されたEU加盟国のうち、ルーマニア、ブルガリア、ラトビア、クロアチアからの豚、豚肉の輸入を9日付で禁止すると発表した。

スイスの食品安全獣医局によると、禁輸対象にはイノシシ、イノシシ肉と、人工授精などに使われる豚、イノシシの精子、卵子、胚も含まれる。ルーマニア、ブルガリアは全域、ラトビアとクロアチアは一部地域からの輸入が対象となる。

EUでは今年に入って、同4カ国のほかポーランド、リトアニアで野生のイノシシのアフリカ豚コレラ感染が確認。ロシアは1月、感染国だけでなく全加盟国からの豚肉の輸入を禁止する措置を導入した。