欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/7/14

東欧・ロシア・その他

ロシア新車販売、6月は17.3%減

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2014年6月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は19万9,398台となり、前年同月から17.3%減少した。1~6月の累計は前年同期比7.6%減の122万9,839台だっ […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2014年6月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は19万9,398台となり、前年同月から17.3%減少した。1~6月の累計は前年同期比7.6%減の122万9,839台だった。AEBは大幅な販売低迷を受けて2014年通期の予想を2013年比で12%減の245万台に下方修正した。

AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、「市場低迷の傾向は続いており、さらに落ち込むもよう」と述べるとともに、「AMC加盟企業の見解では市場低迷はまだ底を打っていない」とコメントした。

6月のメーカー・ブランド別の販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比19%減の3万114台となったほか、上位5社はいずれも前年実績を下回った。5位のトヨタは11%減の1万3,139台だった。上位20社では、6位の日産(33%増)、11位の三菱自(5%増)、12位のメルセデス・ベンツ(11%増)、15位のマツダ(1%増)、20位のランドローバー(2%増)がプラス成長を確保している。