2014/7/21

西欧

アメリカ・モビル、オーストリア通信最大手の経営権確保

この記事の要約

メキシコ通信大手アメリカ・モビルは15日、同社が大株主となっているオーストリア通信最大手テレコム・オーストリアの株式買い増しの手続きが完了したと発表した。これによってテレコム・オーストリアへの出資比率は50.8%に拡大し […]

メキシコ通信大手アメリカ・モビルは15日、同社が大株主となっているオーストリア通信最大手テレコム・オーストリアの株式買い増しの手続きが完了したと発表した。これによってテレコム・オーストリアへの出資比率は50.8%に拡大し、経営権を握った。

世界的大富豪カルロス・スリム氏が率いるアメリカ・モビルは2012年、テレコム・オーストリアに21%を出資。その後に株式を買い増し、これまでに株式26.8%を取得していた。

欧州進出強化を図るアメリカ・モビルは4月、テレコム・オーストリアに出資するオーストリア政府系持ち株会社OIAGと株主協定を締結。両社が持ち株を統合することで、共同の出資比率を50%以上に引き上げるほか、アメリカ・モビルによる株式公開買い付け(TOB)や、テレコム・オーストリアが海外事業拡大のため実施する10億ユーロの増資の引き受けを通じて、同社が単独で過半数の株式を握ることで合意していた。