丸紅、ポルトガル水道大手AGSを完全子会社化

丸紅は7日、官民ファンドのINCJ(旧産業革新機構)と2014年に共同買収したポルトガルの水道事業会社AGSについて、INCJが保有する株式50%を取得し、完全子会社化したと発表した。

AGSはポルトガルの水道運営大手。国内で19社、ブラジルで3社の子会社を持ち、約150万人にサービスを提供している。

丸紅はアジア、欧州、中南米、中東で水道事業を展開している。AGSの事業が共同買収後に順調に推移する中、水道事業を一層強化するため、完全子会社化することを決めた。海外での水道事業会社の完全子会社化は、チリに次ぎ2件目となる。

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