UBSが脱税ほう助問題で独当局と和解、罰金3億ユーロ支払い

スイス最大手銀行のUBSは7月29日、ドイツの顧客の脱税をほう助したとされる問題について、同国ボーフム市当局に3億200万ユーロの罰金を支払うことで和解したと発表した。これに伴い、1億2,000万スイスフラン(約9,860万ユーロ)の引当金を計上したことも明らかにした。

同時に発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は7億9,200万フランとなり、前年同期から15%増加した。富裕層向け資産管理部門が好調だった。

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