鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは9月30日、ギド・ケルクホッフ社長が合意のうえで即時退任すると発表した。理由は明らかにしていない。報道によると、組織再編方針をめぐって投資会社セビアンなど大...
2019/10/7
西欧
Thyssen:ティッセンクルップ、社長を実質解任
この記事の要約
同社では前社長と監査役会長が株主と対立して昨年7月に辞任しており、ケルクホッフ社長が退任することで、社長が2人続けて任期を全うできない異例の事態となった。
エレベーター部門のIPO/売却を実施することではキルヒホッフ社長とセビアンなどの間に意見の違いはなかったが、エレベーター部門の過半数株を保持したい同社長と、同部門の株式をすべて売却して特別配当を支給するよう求めるセビアンなどの間で対立が発生。
ティッセン株15.08を保持する第2位株主で、前社長と前監査役会長に対しても激しい批判を展開していた。
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