2019/10/21

EU情報

ブロードコムに「反競争的」契約条項の排除命令、調査終了前に異例の暫定措置

この記事の要約

欧州委は6月、ブロードコムがSTBとモデム向け半導体市場における独占的地位を乱用し、他社を不当に締め出した疑いがあるとして、本格調査を開始すると同時に異議告知書を送付した。

同委が特に問題視しているのは、ブロードコムがSTBやモデムの製造販売を手がける主要顧客6社との取引に際し、リベート支払いなどの見返りとして、他社製品は購入しないとする条項を契約書に盛り込んでいる点。

欧州委は今回の措置について、ブロードコムの商慣行を放置すれば同業他社が深刻な打撃を受け、STBやモデム向けの次世代高速無線LAN規格「Wi-Fi 6」に関連した今後の入札に悪影響が及ぶ恐れがあるためと説明している。

欧州委員会は16日、米半導体大手ブロードコムに対し、同社が主要顧客と結んでいるテレビのセットトップボックス(STB)やモデム向け半導体の販売契約から「反競争的な条項」を排除するよう命じたと発表し...