EU加盟国は11日開いた大使級会合で、域内で販売されるすべての新車に対し、実路走行試験(RDE)の通過を義務づけたEU規則の改正案を承認した。排ガス規制が定める窒素酸化物(NOx)の排出上限と、...
2019/12/16
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新車型式認証での路上試験義務化、加盟国が「適合係数」再設定で合意
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この記事の要約
17年9月からEU加盟国の規制当局から型式認証を受ける新型車を対象に、実際に路上を走る際の排ガス量を測るRDEを車両認証に導入し、2年後には域内で販売されるすべての新車に対象を拡大することを決定した。
大使級会合で承認された改正案は同判決を受けたもので、域内で販売される軽乗用車と商用車を対象に、立法権限を持つ閣僚理事会と欧州議会が欧州委に代わり、改めて適合係数を設定するという内容。
当面は現行の適合係数を維持したうえで、走行試験で用いられる車載式排ガス測定システム(PEMS)の性能を2年ごとに点検し、必要に応じて係数を変更するための法的手続きを行うよう欧州委に求めている。
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