露IT大手ヤンデックス、共同開発の自動運転車を発表

ロシアIT大手のヤンデックスは2日、韓国の現代自動車と共同開発した自動運転車(AD車)を発表した。ヤンデックスのAD車として第4世代に当たるもので、年内にロシアと米国で100台導入し、総数を200台に倍増させる計画だ。

新しいAD車は現代の「ソナタ」を基盤に、現代グループの自動車部品大手、現代モービスと提携して開発された。すでに3月にモスクワで実証試験を開始したほか、タタルスタン共和国の科学特区「イノポリス」でタクシーとして投入する予定だ。

ヤンデックスはすでに2018年末からモスクワとイノポリスで、トヨタ「プリウス」をベースとしたAD車の実証試験を実施中。累計走行距離は300万キロメートルを突破している。

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