英百貨店大手のジョン・ルイスは24日、国内の42店舗のうち8店を閉鎖すると発表した。コロナ禍に伴う業績悪化とオンラインショッピングの普及が進んでいることを受けた措置。これによって約1,460人の従業音が影響を受ける。
英国の百貨店は現在、ロックダウン(都市封鎖)のため閉鎖されているが、4月12日に再開が認められる。しかし、ジョン・ルイスはスコットランドのアバディーン、イングランド北部シェフィールド、同中部ピーターバラの店舗など8店は制限解除後も再開せず、閉鎖することを決めた。
同社は閉鎖について、これらの店舗がコロナ禍前から赤字となっていることに加え、消費者のオンラインショッピング志向が今後も変わらないと判断したためと説明している。
ジョン・ルイスは2020年春に導入された最初のロックダウンが解除された後に8店を閉鎖し、約1,300人を解雇していた。