ロシアの新型コロナワクチン、セルビアで生産開始

ロシアで開発された新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」のライセンス生産がセルビアで始まった。欧州での同ワクチンのライセンス生産はベラルーシに次いで2カ国目。今後6カ月で400万回分の生産が計画されている。セルビア政府は国内だけでなく周辺諸国へも出荷する計画だ。

セルビアでは今年1月にワクチン接種が始まった。EUで承認済みの米ファイザー・独ビオンテック連合、英アストラゼネカ製のほか、スプートニクVと中国・シノファームのワクチンが使われている。これまでに、人口700万人のうち30%強が少なくとも1回目の接種を受けている。

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