ユーロ圏鉱工業生産、7月は1.5%上昇

EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の7月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比1.5%の上昇となり、0.1%低下だった前月から改善した。プラスとなるのは3カ月ぶり。(表参照)

分野別ではエネルギーが0.6%低下したが、中間財が0.4%、資本財が2.7%、耐久消費財が0.6%、非耐久消費財が3.5%の幅で上昇した。

EU27カ国ベースの鉱工業生産指数は1.4%上昇。主要国はドイツが1.0%、フランスとスペインが0.3%、イタリアが0.8%の上昇だった。

前年同月比ではユーロ圏が7.7%、EUが8.3%の上昇となったが、上げ幅はそれぞれ前月の10.1%、10.6%を下回った。

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