ボルボ・カーズ、イスラエルのEV電池企業に出資

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーズは19日、傘下の投資会社ボルボ・カーズ・テックファンドを通じて、イスラエルの新興企業ストアドットに資本参加すると発表した。ストアドットはシリコンを主要材料とするアノードを使用した超高速充電が可能な電気自動車用電池を開発している。ボルボ・カーストアドットの協力は主に、ボルボ・カーとスウェーデンの新興電池メーカーであるノースボルトが昨年に設立した合弁会社を通じて行われる予定。

ストアドットによると、同社が開発する電池はわずか5分の充電で航続距離160キロメートル分の電力を充電することができる。ストアドットはボルボ・カーとの協力により、当該技術の市場投入を加速する計画で、2024年までの量産化を目指している。

ボルボ・カーは2030年までに純粋な電気自動車メーカーとなる目標を掲げている。ストアドットへの出資により、同社との協力関係を強化する。

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