加マグナがスロバキアに新工場、ADASやEV向け製品を生産

カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは21日、スロバキア南東部のケフネに新工場を開設すると発表した。自動運転のレベル2に相当する先進運転支援システム（ADAS）や電気自動車（EV）向けの製品を生産し、欧州の自動車メーカー2社と、新興のグローバル企業に供給する。稼働開始は2022年10～12月期の予定。当初100人を雇用し、2027年までに最大で600人に増やす。

新工場の敷地面積は2万2,000平方メートル。生産する製品には、最新のフロントカメラモジュール、ドライバー・乗員監視システム用の車室内カメラ、EVのインバーター用の電子制御装置が含まれる。

同社がスロバキアに工場を設けるのはこれが5つ目。ケフネツを選んだ理由については、熟練した労働力の豊富さ、近隣の自社工場へのアクセスの良さを挙げた。