英製薬大手グラクソがコスト削減、業績悪化で

英製薬大手グラクソ・スミスクラインは22日、コストを向こう3年間で10億ポンド(約12億7,000万ユーロ)削減すると発表した。業績悪化を受けたもので、うち半分を2016年に実施する計画だ。

同日発表した2014年7~9月期(第3四半期)の税引き前利益は前年同期比59%減の4億100万ポンド。ぜん息治療薬「アドエア」など主力薬の販売が米国で落ち込んだことが響いた。売上高も10%減の56億5,000万ポンドに後退した。

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