パワーコ―セル工場のエネ消費大幅削減へ、ドライコーティングで―
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の電池子会社パワーコは16日、車載電池セル工場のエネルギー消費量を30%引き下げる計画を発表した。電極を乾燥した状態でコーティングする「ドライコーティング(乾式法)」技術を通して実現 […]
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の電池子会社パワーコは16日、車載電池セル工場のエネルギー消費量を30%引き下げる計画を発表した。電極を乾燥した状態でコーティングする「ドライコーティング(乾式法)」技術を通して実現 […]
パワートレイン大手の独ヴィテスコ・テクノロジーズは19日、ロームから炭化ケイ素(SiC)ベースのパワー半導体を長期調達すると発表した。調達期間は2024~30年で、取引額は計10億ドルを超える見通し。車両の電動化を受けて
半導体大手の米インテルは19日、独東部のマグデブルクに半導体工場を開設すると正式発表した。投資額は300億ユーロ。物価高騰の影響もあり、当初計画の約2倍に増えた。外資の対独投資では過去最大規模となる。 インテルは2022
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループの中核をなすVWブランド乗用車は14日、収益力の強化に向けたプログラムを実施すると発表した。低迷する利益率を大幅に引き上げることで、新技術や車両、工場近代化に必要な資金を確保
電機大手の独シーメンスは15日、シンガポールにオートメーション・ソリューション工場を設置すると発表した。これまで独アンベルク、中国・成都工場から供給してきた東南アジア市場向け製品を現地生産し、急増する同地の需要に対応する
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは13日、欧州で調達する低炭素鋼の規模を2030年までに20万トン超に拡大する方針を明らかにした。車両1台当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を製品ライフサイクルベースで同年までに20年の
JERAは12日、独エネルギー大手EnBWおよびEnBWのガス卸子会社VNGとアンモニアクラッキング(分解)技術の共同開発に向けた覚書を締結したと発表した。それぞれが蓄積してきた水素・アンモニアに関連する知見やノウハウを
ドイツ政府は14日の閣議で国道走行料金法改正案を了承した。トラックの国道走行料金に、走行で排出される二酸化炭素(CO2)の量を反映させるようにするのが最大の柱。物流企業などに保有するトラックを内燃機関車から電気自動車・燃
独産業設備大手のデュルは12日、独オートメーションメーカーのBBSオートメーション(以下、BBS)を買収すると発表した。スウェーデンの金融投資会社EQTが率いるコンソーシアムと同日、買収契約を締結した。当局の認可などを経
燃料電池の主要部品であるバイポーラプレート(BIP)の製造技術に関するドイツの研究開発プロジェクト。黒鉛化合物を材料とするBIPの半製品を押出プロセスで製造し、それに続く順送複合プロセス(成形、洗浄/後処理、接着、品質試
ロンドン市場上場の投資会社ACGが計画するブラジルでの鉱山買収を、欧州自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)とステランティス、資源大手のグランコアなどが支援する。ACGが12日、明らかにした。VWとステランティスは車載電
ドイツの産業立地条件が悪化しているにもかかわらず、同国の電機メーカーの大半が自国への投資を優先していることが、独電気電子工業会(ZVEI)の臨時アンケート調査で分かった。ヴォルフガング・ヴェーバー専務理事は、煩雑な規制や
ゼロコロナ規制が解除されたにもかかわらず、ドイツ企業の中国事業見通しは改善していないことが、在中国ドイツ商工会議所(AHK中国)が会員企業を対象に実施したアンケート調査で分かった。イェンス・ヒルデブラント理事は、「市場の
独電気電子工業会(ZVEI)が12日発表した同国電機業界の4月の新規受注高は前年同月を4.1%下回った。減少は2カ月連続。経済の世界的な低迷が影響している。物価を加味した実質ベースでは4カ月連続で前年同月割れとなった。
独経済省は8日、国内の半導体プロジェクト31件に対する公的助成が欧州連合(EU)の欧州委員会から承認されたと発表した。申請したのは32件であるため1件が承認されなかったことになる。不許可となったのは蘭ネクスペリアが独北部
中国のスマートフォン大手ビボ(Vivo)がドイツでの製品販売を停止した。特許訴訟でフィンランド競合のノキアに敗訴したためで、ビボの独サイト上には「ビボ製品は現在、残念ながらドイツで入手できません」と記されている。ノキアと
ドイツ連邦経済省は9日、電力価格の高騰で超過利潤を得た企業に課してきた超過利潤税を延長せず、今月末で廃止すると発表した。電力価格が低下し、超過利潤の発生がなくなったことを受けた措置。同税の根拠となっていた欧州連合(EU)
ドイツの人口に占める65歳以上の高齢者の割合は2021年時点で22%に達したことが、連邦統計局の7日の発表で分かった。1950年時点では10%(旧東ドイツを含む)にとどまっており、70年強で2.1倍に高まった計算だ。平均
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した4月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比0.3%増の98.8(暫定値)に上昇した。同指数の改善は2カ月ぶり。製造業新規
商用車大手の独ダイムラー・トラックは13日、長距離輸送用の大型電気トラック「eアクトロス 600」を10月10日に世界初公開すると発表した。同モデルはこれまで「eアクトロスロングホール」のプロジェクト名で開発してきたもの
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは13日、欧州で調達する低炭素鋼の規模を2030年までに20万トン超に拡大する方針を明らかにした。車両1台当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を製品ライフサイクルベースで同年までに20年の
ルクセンブルクに本社を置く化学スタートアップ企業リヴィスタ・エナジー・ヨーロッパは8日、同社がドイツに建設する初のリチウム精錬工場の基本設計(FEED)と詳細なフィジビリティスタディ(DFS)を仏エンジニアリング大手テク
JERAは12日、独エネルギー大手EnBWおよびEnBWのガス卸子会社VNGとアンモニアクラッキング(分解)技術の共同開発に向けた覚書を締結したと発表した。それぞれが蓄積してきた水素・アンモニアに関連する知見やノウハウを
独複合企業ティッセンクルップの電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラは12日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。資本市場の状況が悪化しなければ、フランクフルト証券取引所のプライム・スタンダードで夏休み前に上場を行う意
米IT大手IBMは6日、ドイツ南部のエーニンゲンに量子データセンターを開設すると発表した。同社が量子データセンターを設けるのは米ポキプシーに次いで2カ所目。欧州には量子コンピューターの最先端ユーザーが存在するほか、関心も
冷媒に水道水を用いた冷却器を手がけるスタートアップ企業エフィシェント・エナジーは5日、会社更生手続きの適用をミュンヘン区裁判所に申請したと発表した。戦略投資家との出資交渉が5月に決裂し事業資金の見通しが立たなくなったため
独銀最大手のドイツ銀行が不動産融資事業を再編する意向だ。同行関係者の情報をもとに『ハンデルスブラット』紙が7日、報じた。広報担当者は「デジタル化、金利の上昇、インフレは住宅融資市場を根本的に変えた」と指摘。同事業の効率化
ドイツで昨年、完成した新築住宅(10万3,525件)の74.7%が少なくとも部分的に再生可能エネルギーを暖房に使用していることが、連邦統計局の12日付の発表で分かった。前年を4.0ポイント上回る水準で、2015年に比べる
ドイツ連邦統計局が7日発表した2023年第1四半期の国内発電量(送電網への供給ベース)は1,328億キロワット時(kWh)となり、前年同期を7.8%下回った。電力価格の高騰や景気の低迷、暖冬を背景に需要が大きく縮小した。
米IBMは6日、ドイツ南部のエーニンゲンに量子データセンターを開設すると発表した。同社が量子データセンターを設けるのは米ポキプシーに次いで2カ所目。欧州には量子コンピューターの最先端ユーザーが存在するほか、関心も高まって
中国のスマートフォン大手ビボ(Vivo)がドイツでの製品販売を停止した。特許訴訟でフィンランド競合のノキアに敗訴したためで、オッポの独サイト上には「ビボ製品は現在、残念ながらドイツで入手できません」と記されている。ノキア
独経済省は8日、国内の半導体プロジェクト31件に対する公的助成が欧州連合(EU)の欧州委員会から承認されたと発表した。申請したのは32件であるため1件が承認されなかったことになる。不許可となったのはオランダのネクスペリア
独軍需・自動車部品大手のラインメタル は6月7日、ノルウェーから軍用トラック「TG3 MIL 8×8」を約300台、受注したと発表した。受注規模は1億5,000万ユーロを超える。2026年末から納車する予定。当該契約は、
DeCarTrans Demonstrating a Circular Carbon Economy in Transport along the Value Chain 持続可能な原料を使用した合成燃料(e-fuel)
ドイツ連邦陸運局(KBA)は6月5日、同国の2023年5月の乗用車新車登録が24万6,966台となり、前年同月に比べ19.2%増加したと発表した。法人が前年同月比28.7%増の16万9,118台と、全体の68.5%を占め
独自動車工業会(VDA)は6月5日、同国の2023年5月の乗用車生産が38万100台となり、前年同月に比べ25%増加したと発表した。1~5月の累計は、前年同期比32%増の183万8,200台だった。大幅に増加しているもの
バイオ医薬品大手の独ビオンテックは2日、米同業オンコC4と共同開発している肺がん治療薬「BNT316/ONC-392」でフェーズ1/2の治験結果が良好だったと発表した。同薬は米食品医薬品局(FDA)から迅速承認手続きの適
独エネルギー大手エーオンは5月31日、国内の一般向け料金を9月1日付で引き下げると発表した。卸売価格が大幅に低下したことを受けた措置。値下げ幅は電力で平均18%、天然ガスで同28%に上る。特別契約顧客向けの料金も引き下げ
ゼンショーホールディングスは5月29日、ドイツで寿司のテイクアウト店と回転寿司を運営するスシ・サークル・ガストロノミーを23日付で完全買収したと発表した。欧州の外食市場進出は初めて。取引金額は明らかにしていない。 スシ・
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した5月の乗用車新車登録台数は前年同月比19.2%増の24万6,966台となり、4カ月連続で拡大した。サプライチェーンのひっ迫緩和で受注残の消化が加速している。ただ、コロナ禍前の19年
独電気電子工業会(ZVEI)が1日に発表した同国の2022年の電池市場規模は163億4,000万ユーロとなり、前年を62%上回った。電動車の国内生産増加などを背景に主力のリチウムイオン電池が92%増の116億3,000万
ドイツ経済を底支えする中小・中堅メーカーの間に製造拠点を国外に移転する動きが強まってきた。背景にはエネルギー価格の高騰など一過性の問題のほか、構造要因も横たわっており、経済界の危機感は大きい。独産業連盟(BDI)のジーク
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の4月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比20%減と大幅に落ち込んだ。世界経済の低迷が反映された格好。VDMAのエコノミストは、改善の兆しはないと述べた。 国内受注
新しい脱炭素技術の投入で価格競争上、不利になる企業に、従来型の技術で生産する競合製品との差額を国が補償する「炭素差額契約(CCfD)」の導入に向けてドイツ政府が動き出した。CCfD入札の予備手続きに関する情報が6日、官報
Ifo経済研究所が1日に発表した独化学業界の5月の景況感指数(DI)はマイナス11.1ポイントとなり、前月(-3.9ポイント)を約7ポイント下回った。今後の見通しを示す期待指数がプラス11.4ポイントからマイナス4.1ポ
ドイツ連邦統計局が5月31日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比6.1%増と大きく上昇したものの、上げ幅は前月(7.2%)を1.1ポイント下回った。インフレ率の低下は3カ月連続。比較対象の2022年5月はロ
ドイツのバイオテクノロジー企業が2022年に調達した資金の総額は前年比38%減の8億1,200万ユーロと大きく落ち込んだことが、監査法人大手のアーンスト・アンド・ヤング(EY)が作成した2023年版『ドイツ・バイオテクノ
ドイツ連邦統計局が5月31日発表した4月の輸入物価指数(2015年=100)は前年同月比7.0%減の128.6となり、09年10月以来の大幅下落を記録した。同物価の低下は2カ月連続。比較対象の22年4月はロシアのウクライ
ドイツ連邦統計局が5日発表した4月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比1.2%増の1,304億ユーロとなり、2カ月ぶりに拡大した。比較対象の前月は6.0%減と大幅に落ち込んでいたことから、4月はベース効果
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比0.4%減の94.8(暫定値)となり、2カ月連続で落ち込んだ。減少幅は前