2010/1/6

ロシア

ルサール、IPOで26億ドル調達へ

この記事の要約

ロシアのアルミ大手ルサールは、近く香港証券取引所で実施する新規株式公開(IPO)で201億香港ドル(26億米ドル)を調達する見込みだ。ブルームバーグが12月31日報じた。\ ルサールが香港証取に提出した目論見書によると、 […]

ロシアのアルミ大手ルサールは、近く香港証券取引所で実施する新規株式公開(IPO)で201億香港ドル(26億米ドル)を調達する見込みだ。ブルームバーグが12月31日報じた。

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ルサールが香港証取に提出した目論見書によると、同社は発行済み株式の10.6%に当たる16億1,000万株をグローバル預託証券(GDR)として上場する。仮条件は1株9.1~12.51香港ドル。公募価格は今月22日に決定し、27日から取引を開始する。IPOで調達した資金は149億米ドルに上る債務の返済に充当する考えだ。

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今回のIPOでは、ロシア開発対外経済銀行(VEB)、英銀行家ナサニエル・ロスチャイルド氏率いる投資会社NRインベストメンツ、米ヘッジファンドのポールソン&Co、マレーシアの実業家ロバート・クォック(郭鶴年)氏などがすでに取得を決めている。

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IPOの実施により、ルサールの主要株主の出資比率はオレグ・デリパスカ氏が53.4%から47.6%に、ミハイル・プロホロフ氏が19.2%から17.1%に、ビクトル・ベクセルベルク氏が17.8%から15.9%にそれぞれ低下する。

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