2010/1/13

総合・マクロ

格安航空ウィズエアー、09年利用者数が33%増

この記事の要約

ハンガリーの格安航空ウィズエアーは7日、2009年の利用者数が前年比33%増の780万人に上ったと発表した。同社の利用者数増加は04年の営業開始以来5年連続で、中東欧の格安航空で最大のひとつに成長した。今後も拡大路線を継 […]

ハンガリーの格安航空ウィズエアーは7日、2009年の利用者数が前年比33%増の780万人に上ったと発表した。同社の利用者数増加は04年の営業開始以来5年連続で、中東欧の格安航空で最大のひとつに成長した。今後も拡大路線を継続する構えで、Varadi最高経営責任者(CEO)は「2010年は利用者数1,000万人以上を目指す」と意気込んでいる。

\

同社は09年、中東欧で11番目となるハブ拠点をプラハに開設。さらに40の新路線を開通して就航路線数を計147に拡大したうえ、保有機数もエアバスA320型の新航空機7台を調達、計27台に増やすなど輸送能力を増強した。これに加え、伊マイエアー、スロバキアのスカイヨーロッパの競合2社が経営破たん、運航を停止させたことで両社の顧客を吸収し、利用者数の大幅増加につなげたようだ。

\

今年はポーランドのヴロツワフにハブ拠点を開設するほか、ポーランド発着便で22の新路線に就航するなどポーランド路線の輸送能力を3割増加させ、通年利用者数の目標達成を図る。

\

なお同社は非上場会社のため業績を開示していない。チェコ有力紙『ムラダー・フロンタ・ドネス』が昨年11月、同社の業績について「09年3月期は950万ユーロの赤字で開業以来1度も黒字化したことはなく、累積債務は7,800万ユーロに及ぶ」と報じたが、同社は具体的な数字を伏せつつ「最近進出したブルガリア、ウクライナ事業は赤字だが、運航の8割を占めるハンガリーは黒字だ」などと反論している。

\