2010/1/20

ポーランド

ポーランド、欧州最大のアウトソーシング拠点へ

この記事の要約

ポーランドがアウトソーシング拠点として存在感を強めている。業界団体のABSLが設立した研究機関アウトソーシング・インスティチュート・ファウンデーション(OIF)がこのほど発表した報告書によると、同国のビジネス・プロセス・ […]

ポーランドがアウトソーシング拠点として存在感を強めている。業界団体のABSLが設立した研究機関アウトソーシング・インスティチュート・ファウンデーション(OIF)がこのほど発表した報告書によると、同国のビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)/シェアド・サービス・センター(SSC)業界は近い将来、欧州最大規模に成長する見通しだ。

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報告書によると、ポーランドのBPO/SSCセクターの就業者数は4万5,000~5万人。就業者1人当たりの年間売上高は4万5,000~5万米ドルで、総売上高は20億ドルに上る。09年第4四半期にはIBM、マッキンゼー、ヒューイットアソシエーツ、キャップジェミニ、シェル、ソニーピクチャーエンターテインメントなどの大手企業がポーランドにアウトソーシング拠点を設立する計画を発表しており、業界就業者数は今年末7万人に達する見込みという。

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世界のBPO/SSCセクターは250万人の従業員を擁し、大部分がアジアに集中している。

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