2010/1/20

ハンガリー

後発薬大手テバ、ゲデレーに工場建設

この記事の要約

世界最大の後発医薬品(ジェネリック)メーカーであるイスラエルのテバ・ファーマスーティカルズは14日、ブダペスト近郊ゲデレーで工場の建設に着手した。投資総額は6,500万ユーロを見込んでいる。\ テバ・ハンガリーのHege […]

世界最大の後発医薬品(ジェネリック)メーカーであるイスラエルのテバ・ファーマスーティカルズは14日、ブダペスト近郊ゲデレーで工場の建設に着手した。投資総額は6,500万ユーロを見込んでいる。

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テバ・ハンガリーのHegedus最高経営責任者(CEO)によると、新工場は6本の生産ラインを備え、雇用規模は260人を見込む。フル稼働すればテバの無菌医薬品の生産能力は倍増するという。1期工事は2011年7-9月期中に完了し、目薬やシリンジなどの生産を開始する。2期工事は14年に完了の予定だ。

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ハンガリー投資・貿易促進公社(ITDH)のキリアーンCEO代行によると、同国では現在、13の医薬品関連の投資プロジェクトで交渉が進んでいる。これら全てのプロジェクトが実現した場合、投資総額は1億5,000万ユーロ、800人の新規雇用の創出が見込まれるという。

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テバは世界60カ国以上で事業を展開しており、従業員3万8,000人を擁する。ハンガリーには1995年に進出し、デブレツェン、シャヨーバーボニーに生産工場を、ゲデレーに物流センターを構える。

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