ポーランドのクレーンリース大手であるEFH Zurawie WiezoweとGastelがこのほど合併を発表した。新会社Gastel Zurawieは総資産が3億ズロチ超で、売上高1億140万ズロチ、純利益1,840万ズロチの業界最大手となる。クレーンリースと超重量物輸送などの分野で最大手の地位を利用し、事業拡大を目指す。
\EFHは独リープヘル、WolffKranなど主要メーカーのタワークレーンをリースするほか、テレックス・コメディル社のタワークレーン販売に特化する。一方、Gastelは、油圧式クレーン、クローラークレーン、タワークレーンのリースから、超重量物輸送、プレハブ製品製造、さらに風力発電や電話通信設備の建設まで多様な事業を請け負う。両社の合併により、収益源の多角化や顧客サービス力の向上などの面で大きなシナジー効果が得られるとしている。
\新会社は国内7カ所の事業所にタワークレーン195機、油圧式クレーン34機、クローラークレーン3機、輸送用トレーラー26機を保有する。従業員数は239人。顧客には、建設のスカンスカ、ポリメックス・モストスタル、Erbud、通信のエリクソン、オレンジ、製材のPfleidererなどがある。(1PLN=30.6JPY)
\