ハンガリーの商用車・部品メーカー、ラーバの2009年10-12月期決算は、最終損益が8億7,600万フォリントの黒字となった。コスト削減と景気回復に伴う需要拡大により、前年同期の赤字から黒字に復帰した。
\09年通期では6億7,000万フォリントの赤字だった。ただ、前年の50億9,800万フォリントの赤字から赤字幅は大きく縮小した。金融収支が第4四半期に4億9,500万フォリントの黒字となり、通年の損失額は2億2,000万フォリントと、為替ヘッジの失敗で62億8,800万フォリントの損失を出した前年から急減した。09年の売上高は58%減の339億フォリントで、目標としていた350億フォリントに届かなかった。営業利益は32.7%減の7億4,600万フォリントだった。(1HUF=0.46JPY)
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