石油ガス産業向け設備機器を手がけるハンガリーのDKG-EASTが、5億8,200万フォリントを投資して南西部ナジカニジャの中核工場に3,600平方メートルの新工場棟を建設する。8日付けの現地紙『ナピガズダシャーグ(Napi gazdasag)』が報じた。受注の拡大が見込まれるためで、増産に伴い従業員も20~25人増やす計画だ。
\DKG-EASTは1944年に設立され、石油ガスの探鉱開発、輸送、加工に必要な機器を生産している。1月にはカタール投資庁の子会社カタール・ホールディングと、圧力容器を生産する合弁会社を設立することで合意した。今後は、サウス・ストリームやナブッコなどの大型パイプライン建設プロジェクトへの参加を目指す。(1HUF=0.46JPY)
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