2010/3/17

ハンガリー

econet、09年で赤字幅拡大

この記事の要約

ハンガリーのメディアグループ、econet.huが10日発表した2009年決算の利払い・税・償却前損益(EBITDA)は6億2,700万フォリントの赤字となり、前年の黒字(1億5,900万フォリント)から悪化した。最終損 […]

ハンガリーのメディアグループ、econet.huが10日発表した2009年決算の利払い・税・償却前損益(EBITDA)は6億2,700万フォリントの赤字となり、前年の黒字(1億5,900万フォリント)から悪化した。最終損失額も前年の1,917万フォリントから6億8,080万フォリントに拡大した。売上高は35.7%減の21億1,000万フォリント。

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10-12月期の業績は、ラジオ放送局『Neo FM』の立ち上げコストが利益圧迫要因となり、EBITDAが3,400万フォリントの赤字となった。ただ、この特別要因を除くと約5,000万フォリントの黒字。コスト削減策や事業効率化のための措置を進めた結果、『Neo FM』関連コストを除外すると、四半期あたり平均1億3,000万フォリントの経費削減につながったとしている。

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同社は09年上半期に通信事業から撤退し、メディア事業に注力している。10-12月期のメディア事業の売上高は8億480万フォリントで、売上全体の9割を占めた。同事業は営業損益で6,147万フォリントの赤字となったが、リスクヘッジ商品の運用益のおかげで1,870万フォリントの純利益を確保した。(1HUF=0.46JPY)

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