2010/3/31

ハンガリー

ハンガリー製薬最大手リヒター、印アストロンと共同開発へ

この記事の要約

ハンガリーの製薬最大手ゲデオン・リヒターは24日、インドのバイオ医薬品メーカー、インタス・ファーマシューティカルズの研究開発部門アストロン・リサーチと共同開発を行うと発表した。リヒターが指定する後発医薬品数種類が開発対象 […]

ハンガリーの製薬最大手ゲデオン・リヒターは24日、インドのバイオ医薬品メーカー、インタス・ファーマシューティカルズの研究開発部門アストロン・リサーチと共同開発を行うと発表した。リヒターが指定する後発医薬品数種類が開発対象となる。具体的な分野などは明らかにされていない。

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開発コストは両社が共同で拠出。共同開発した製品は地理別に販売を担当し、ロシアではリヒターが独占販売する。また製品の原料はインタスが長期的に供給する方向という。

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インタスはインド西部アフマダーバードを拠点とし、遺伝子組み換えエリスロポエチン製剤や顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)などのバイオジェネリック医薬品の生産に強みを持つ。リヒターのボグシュチュ社長は「製品群を拡大し、開発能力を高付加価値の製品開発に向けることができる」と共同開発の意義を強調した。

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