2010/3/31

ハンガリー

ハンガリーの紙生産高、前年比1.5倍増へ

この記事の要約

ハンガリーの製紙・パルプ業界専門調査会社Paper Research Institute(Papiripari Anyag)では、同国の今年の紙生産高は2009年の52万5,000トンを大きく上回る70~80万トンに達す […]

ハンガリーの製紙・パルプ業界専門調査会社Paper Research Institute(Papiripari Anyag)では、同国の今年の紙生産高は2009年の52万5,000トンを大きく上回る70~80万トンに達すると予測する。同研究所のLele所長は日刊紙『Napi Gazdasag』のインタビューで、生産額は840億フォリントに上る可能性を示唆した。

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増産をけん引するのが、墺プリンツホルン(Prinzhorn)グループ傘下のハンブルガーフンガリア(Hamburger Hungaria)だ。同社は昨年、ハンガリー中部の新興工業都市ドゥナウーイバーロシュ(Dunaujvaros)に600億フォリントを投じて新工場を建設。同工場は年間35万トンの生産能力を備え、昨年10月に稼動した。中欧・南東欧市場向けに再生紙を使った製品を製造する。従業員は280人で、年間売上高1億4,000万~1億5,000万フォリントを計画しているという。

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ハンガリーでは包装紙の生産が拡大しており、紙製品全体に占める比率は、09年の75%から今年は90%まで拡大すると予想される。Lele所長によると、国内で生産した包装紙の多くを輸出し、事務・衛生用品用の紙はほぼ全面的に輸入するという傾向が進んでいる。国内製紙業界全体の09年の業績は前年比15%の減益となったもよう。(1HUF=0.47JPY)

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