2010/3/31

ロシア

OKIデータ、ロシアでIT機器販売2社と提携

この記事の要約

OKIデータは30日、ビジネス用プリンターと複合機の販売、保守サービスでロシアのIT機器販売大手2社と提携したと発表した。OKIデータは両社との提携でロシアの営業力を強化。ロシア売上高を2009年の1,500万米ドルから […]

OKIデータは30日、ビジネス用プリンターと複合機の販売、保守サービスでロシアのIT機器販売大手2社と提携したと発表した。OKIデータは両社との提携でロシアの営業力を強化。ロシア売上高を2009年の1,500万米ドルから、2012年には2.5倍増となる3,700万ドルまで拡大させることを目指す。

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提携先は、ともにモスクワを拠点とするラニット(LANIT)とエーピーティー(APT)。ラニットはシステムインテグレーター、IT機器販売でロシア最大手3社のうち一角を占め、世界的なIT企業200社以上との取引実績を持つ。一方、APTはロシア国内に100社の販売パートナーを持ち、ロシア内のほぼ全土で自社のサポートサービスを展開しているのが強みという。

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OKIデータでは、ラニットにはまずモノクロプリンター、APTにはドットインパクトプリンターの販売をまず手掛けてもらい、徐々に取扱商品を増やしていく方針。同社によると、ロシアのプリンター市場は欧州で7番目、世界でも14番目の規模を持つ。09年は金融危機の影響で6億ドルに縮小したが、12年には11億ドルまで伸び、このうちモノクロプリンターが7億ドル、ドットインパクトプリンターが1,500万ドルに上ると見込まれているという。

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