ロシアはサマータイムが開始された28日をもって、国内の2つのタイムゾーンを廃止した。これによりロシア国内のタイムゾーン数は9に減り、西端のカリーニングラードから東端のカムチャツカまでの時差は9時間となった。
\廃止されたのはモスクワ時間プラス1時間としていたサマーラ時間と、同プラス9時間としていたカムチャツカ時間。サマーラ地域はモスクワ時間に、カムチャツカ地域はプラス8時間のマガダン時間にそれぞれ統合される。
\メドベージェフ大統領は昨年秋から、「経済効率を引き上げるため」としてタイムゾーンの削減を提唱していた。大統領はサマータイムについても、不要との見解を明らかにしており、今年を最後に廃止される可能性がある。
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