2010/4/21

バルト三国

独ヘンケル、エストニアに新工場開設

この記事の要約

独化学・日用品大手のヘンケルがこのほど、エストニアのタルトゥに新工場を開設した。これまでポーランドで行っていたバルト諸国向けのCeresitブランド製品を生産する。\ 新工場はタルトゥにあるRavila工業団地の1.3ヘ […]

独化学・日用品大手のヘンケルがこのほど、エストニアのタルトゥに新工場を開設した。これまでポーランドで行っていたバルト諸国向けのCeresitブランド製品を生産する。

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新工場はタルトゥにあるRavila工業団地の1.3ヘクタールの敷地に、6,000万クローンを投じて建設された。年間生産能力は3万トン。当初はタイル、床、壁用接着材など5種類の製品の生産に注力し、今年中に12種類に増やす計画という。

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Odrats-Koni社長によると、同工場はヘンケルとしては最小規模のもので、採算性を検証するための試験的工場と位置付けられている。事業が好調に進めば、他の地域で現地生産を決定する際に今回のケースをモデルにしたいとしている。

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エストニア子会社は2009年に売上高2,120億クローン、営業利益210億クローンを計上した。ヘンケルは今回の工場のほか、ポリウレタンフォームとシーリング材も現地生産している。(1EEK=8.0JPY)

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