2010/5/19

CIS諸国

ダイムラー、ウズベクでバス合弁

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーとウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)は7日、ウズベキスタンでバス製造の合弁会社を設立する契約を締結した。ダイムラーが車台(シャシ)を供給するほか、現地メーカーから一部部品を調達。セ […]

独自動車大手のダイムラーとウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)は7日、ウズベキスタンでバス製造の合弁会社を設立する契約を締結した。ダイムラーが車台(シャシ)を供給するほか、現地メーカーから一部部品を調達。セミノックダウン方式で、メルセデス・ベンツブランドの各種バスを製造する。生産規模は当初600台だが、段階的に引き上げる方針だ。

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新会社の名称は「Manufacturing Buses Central Asia」。新会社の資本金は800万ドルで、出資比率はダイムラーが51%、ウズアフトが49%。工場施設はUzavtosanoatが提供する。

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製造されるバスは、長距離バス、都市バス、マイクロバスなど多岐に及ぶ。ウズベキスタンで今年1月から適用された排ガス規制「ユーロ3」に対応するエンジンをすべてに搭載する。

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製造したバスはダイムラーとウズアフトの販売網を通じ、同国だけでなく中央アジアの周辺諸国にも輸出する。ダイムラーによると、ウズベキスタン市場では昨年、8トン級の中型バスが約1,300台販売されたという。

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