中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2011/2/2

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

米ソーラー企業、ブルガリアで発電所建設を計画

この記事の要約

米ニュージャージー州に本社を置く太陽光発電事業のデベロッパーEuro Solar Parksはこのほど、ブルガリアで太陽光発電所建設のための用地を買収した。同国中部カルロヴォの2カ所の用地で、総面積は約1万1,560平米 […]

米ニュージャージー州に本社を置く太陽光発電事業のデベロッパーEuro Solar Parksはこのほど、ブルガリアで太陽光発電所建設のための用地を買収した。同国中部カルロヴォの2カ所の用地で、総面積は約1万1,560平米。近くには国営の送電網が敷設されている。同社は今年末から同地に2つの小型発電所を建設する計画だ。総出力は最大700キロワットになるという。

\

Euro Solar Parksは今回、ブルガリアのエネルギー市場に参入する外国企業を支援する現地コンサルティング会社FSCを買収。FSCが昨年10月に商業開発のために取得したカルロヴォの用地に太陽光発電所を建設することに決めた。

\

同社は今後、南東欧で同業の買収や合弁会社設立を進め、同地域で太陽光発電事業を拡大していく方針。ブルガリアでは最大5万平米の用地を獲得し、総出力を2メガワットに引き上げるとしている。

\