中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2011/4/20

ハンガリー

ユーリッヒ・グラス、ソーラーパネルの生産を計画

この記事の要約

ハンガリーの板ガラス製造大手ユーリッヒ・グラスは今年下半期に中西部セーケシュフェヘールバールの生産拠点でソーラーパネルの生産を開始する。同社のオーナー、アダム・ユーリッヒ氏によると、新事業部設立のための研究・開発(R&# […]

ハンガリーの板ガラス製造大手ユーリッヒ・グラスは今年下半期に中西部セーケシュフェヘールバールの生産拠点でソーラーパネルの生産を開始する。同社のオーナー、アダム・ユーリッヒ氏によると、新事業部設立のための研究・開発(R&D)は1年以上前から進められており、これまでに30億フォリントを投じたという。現地英字紙『ブダペスト・ビジネス・ジャーナル(オンライン版)』が19日付で報じた。

\

ユーリッヒ・グラスは昨年春、ソーラーパネルのデザイン、開発のためR&Dプロジェクトを立ち上げた。投資規模は3億フォリントで、そのうち1億8,400万フォリントは欧州連合(EU)から助成を受けた。さらに、セーケシュフェヘールバールにあるSosto産業パークに延床面積1万3,000平方メートルのソーラーパネル工場を建設。同工場でこの1年の間に生産したパネルの総発電量は、5,000~7,000世帯の需要に相当する13.2ギガワット時に上る。

\

同社は今後、ハンガリーのソーラーパネル市場をけん引するリーディングカンパニーになることを目指すという。(1HUF=0.44JPY)

\