2011/4/20

ハンガリー

エリクソンとメトリマ、スマートメーター入札参加へ

この記事の要約

スウェーデンの通信機器大手エリクソンとメーター製造のメトリマはこのほど、ハンガリーでのスマートメーター事業で提携すると発表した。近く実施されるスマートメーターの入札に応札し、ハンガリーのスマートメーター市場への参入を狙う […]

スウェーデンの通信機器大手エリクソンとメーター製造のメトリマはこのほど、ハンガリーでのスマートメーター事業で提携すると発表した。近く実施されるスマートメーターの入札に応札し、ハンガリーのスマートメーター市場への参入を狙う。

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スマートメーターは、通信機能や機器の管理機能を備えた高機能な電力メーターを含むシステム。エアコンや照明など、事業所や家庭内に設置されたさまざまな機器に接続することで、それぞれのエネルギーの利用状況をリアルタイムで把握することができるというもので、ハンガリーではエーオン、RWE Elmu-Emasz、EdF-Demaszの電力3社が導入を決めている。

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メトリマのシュタインライヒ専務取締役(中東欧地域担当)は、「ハンガリーでは公共料金支出が収入に占める割合は18%に上るが、スマートメーターが普及しているオーストリアでは1.4%、スウェーデンで1.0%だ」と指摘。スマートメーター導入の意義を強調している。

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