フランスのサンゴバングループ傘下にあるサンゴバン・グラス・ルーマニアは、南東部のカララシ工場で、高層ビルの外装用ガラス建材を生産する計画だ。製品は世界に出荷し、ドバイや東京、モスクワなどの大規模な建設プロジェクトでの需要を見込む。カララシ工場への投資残高は1億7,000万ユーロに達している。
\サンゴバン・グラス・ルーマニアは輸出の好調で昨年の売上高が前年比29％増の6,500万ユーロに急増した。今年は高価格帯の特殊ガラスの拡販で10％の増収を見込む。実現すれば、不動産市場が最も好調だった2008年とほぼ同水準に売上が回復することになる。
\昨年の製品輸出比率は60％に上った。
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