ロシア2位の携帯電話サービス会社であるメガフォンが17日発表した2011年1-3月期決算は、純利益が前年同期比2%減の100億9,000万ルーブルだった。売上高は18%増の552億ルーブルに拡大したものの、減価償却費の増加が響き、営業利益は4%減の122億ルーブルに後退した。
\11年1-3月期のロシア国内の加入者数は5,645万8,000人で、前年同期から9.3%増加、国内携帯電話市場におけるシェアは1ポイント上昇し25.4%だった。加入者1人あたりの月平均売上高(ARPU)は0.3%減の294ルーブル、1人あたりの月平均通話時間(MOU)は2.2%増の278分だった。
\メガフォンはロシアのほかタジキスタン、アブハジア、南オセチアでも事業を展開する。同社には北欧通信大手テリアソネラが44%出資している。(1RUB=2.90JPY)
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