ロシアの石油大手、ルクオイルが5月26日発表した2011年1-3月期の連結最終利益(米国会計基準:GAAP)は前年同期比71.3%増の35億1,7000万ドルに急増した。原油価格の高騰が業績改善に貢献した。
\生産量は日量187万バレルと5%縮小したが、価格高騰がその分を上回る収入をもたらし、売上高は23.9%増の296億2,600万ドルに拡大した。営業利益(EBITDA)は43.3%増の53億4,300万ドルだった。
\同社は国外の原油生産事業に17億8,000万ドルを投資したが、詳細は明らかにしていない。
\ロシア産原油価格の指標となるウラル原油価格の平均は1-3月期、1バレルあたり102.55ドルとなり、前年同期を36%上回った。
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