2011/6/29

ロシア

米GM、部品調達率引き上げでロシア経済省と合意

この記事の要約

米ゼネラル・モーターズ(GM)は先ごろ、部品の現地調達率の引き上げでロシア経済発展貿易省と合意し、協定に調印した。エンジンとトランスミッションについてはロシア国内での調達率を30%、その他の部品については60%の実現を目 […]

米ゼネラル・モーターズ(GM)は先ごろ、部品の現地調達率の引き上げでロシア経済発展貿易省と合意し、協定に調印した。エンジンとトランスミッションについてはロシア国内での調達率を30%、その他の部品については60%の実現を目指す。ロシア政府は見返りとして、GMの輸入部品に対して8年間の関税優遇措置を適用する。

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GMはロシアの生産拠点の生産能力を今後5年間で現在の20万台から35万台へ引き上げる方針を表明している。自社工場のサンクトペテルブルク工場は年間23万台、トリヤッチにある現地同業アフトワズとの合弁工場では同12万台にそれぞれ引き上げる。生産能力の拡大に伴う新たな雇用創出としてサンクトペテルブルク工場で1,500人、トリヤッチ工場では数百人が見込まれている。

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サンクトペテルブルク工場はGMとオペルのロシア市場向けモデルを、トリヤッチ工場は小型SUVと「シボレー・ニヴァ」と「ラーダ4×4」を生産している。

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ハンガリー
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