2011/7/6

総合・マクロ

米コンテンツ配信大手、中東欧5カ国で事業強化

この記事の要約

米コンテンツ配信大手のアカマイ・テクノロジーズが中東欧事業を強化する。特にポーランド、ハンガリー、ルーマニア、スロバキアでのサービス向上に注力する。まずポーランドのクラクフに中東欧サポート拠点を設置し、1年以内に拠点を増 […]

米コンテンツ配信大手のアカマイ・テクノロジーズが中東欧事業を強化する。特にポーランド、ハンガリー、ルーマニア、スロバキアでのサービス向上に注力する。まずポーランドのクラクフに中東欧サポート拠点を設置し、1年以内に拠点を増やす計画だ。

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アカマイは売上高の約7割を米国市場に依存しているが、同市場が停滞傾向にある中、今後の収益拡大のけん引力として潜在成長力の大きい中東欧市場に期待している。中東欧ではブロードバンドの整備が進んでいることを背景に、インターネットの利用者が増え、オンライン商取引も活発化している。またクラウドサービスの需要も高まっており、同社にとって事業拡大チャンスが大きい。

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中東欧ではこれまで企業、商業、金融サービス、メディアなど多様な顧客層を、チャネルパートナー提携プログラムを通してサポートしているが、クラウドサービス、オンラインメディア、電子コマースなどでの競争力を高めるため、同分野での提携も更に強化する方針だ。

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