2011/7/6

ハンガリー

独オペル、EV生産でハンガリーと協力

この記事の要約

独自動車大手オペルは、電気自動車(EV)の分野でハンガリーと協力する。MTI通信が、ホフ副社長の話を引用して伝えた。\ 同副社長は、フランクフルト近郊リュッセルスハイムにあるオペル本社工場を訪れたハンガリーのオルバン首相 […]

独自動車大手オペルは、電気自動車(EV)の分野でハンガリーと協力する。MTI通信が、ホフ副社長の話を引用して伝えた。

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同副社長は、フランクフルト近郊リュッセルスハイムにあるオペル本社工場を訪れたハンガリーのオルバン首相と会談。ハンガリーとの協力関係をEV製造の分野にも拡大する方針を明らかにした。一方、オルバン首相は、「オペルとの協力を自動車製造の分野だけでなく、職業訓練の分野にも広げる用意がある」と語り、来年からドイツをモデルとした職業訓練システムを導入する準備を進めていることを明らかにした。

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オペルはハンガリー西部のセントゴットハルド工場に5億ユーロを投じて新生産棟を建設中で、2012年から低燃費・低排出の新型エンジン3種の生産を開始する。政府はこのプロジェクトに55億フォリントの補助金を交付することを決めている。新生産棟が完成しフル稼働体制に入れば、ハンガリー工場のエンジン生産能力は現在の年間63万基から50万基拡大する。雇用創出規模は直接雇用で800人、間接雇用を含めると2,500~3,000人が見込まれる。

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