2011/7/27

ハンガリー

鉄道網整備に2500億フォリント

この記事の要約

ハンガリー政府は2015年までに総額2,500億フォリントを投じて鉄道網の整備を行う計画だ。19日付けの現地日刊紙『ナピ・ガズダシャーグ』が、フェレジ国家開発相の発言を引用して報じた。欧州連合(EU)の補助金を活用し、線 […]

ハンガリー政府は2015年までに総額2,500億フォリントを投じて鉄道網の整備を行う計画だ。19日付けの現地日刊紙『ナピ・ガズダシャーグ』が、フェレジ国家開発相の発言を引用して報じた。欧州連合(EU)の補助金を活用し、線路や駅舎の改修や、鉄道管制システムの導入などを実施する。

\

同開発相によると、ハンガリー国鉄(MAV)は、線路の改修に120億フォリント、客車やエンジンの調達に100億フォリントを投じる。線路の改修が予定されているのは、ブダペスト・ケレンフェルド~サーズハロムバッタ、ブダペスト・ニュガティ~ラコーシュパロタ~ウーイペシュト、ケバーニャ・キシュペクト~ツェグレード、ソルノク~サヨルの各路線。このほか、ブダペスト駅とバーチ駅の駅舎の改装に500億フォリントを、市民の車による通勤を減らし、公共交通機関の利用を促進するため、1,000億フォリントを投じてパークアンドライド用の設備をブダペスト近郊鉄道周辺に整備することも計画している。(1HUF=0.42JPY)

\