2011/8/3

ロシア

イスラエル食品大手、CISコーヒー事業を強化

この記事の要約

イスラエルの食品大手シュトラウスグループは7月31日、コーヒー子会社のStrauss Coffeeを通じ、スイスのコーヒー販売会社Sucafinaから「アンバサダー」ブランドを買収すると発表した。ロシア・独立国家共同体( […]

イスラエルの食品大手シュトラウスグループは7月31日、コーヒー子会社のStrauss Coffeeを通じ、スイスのコーヒー販売会社Sucafinaから「アンバサダー」ブランドを買収すると発表した。ロシア・独立国家共同体(CIS)事業を強化する狙い。商標権に800万米ドル、競業禁止の代償として240万ドルを支払う。取引成立にはロシア当局の承認が必要となる。

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「アンバサダー」は70人を雇用し、2010年の純売上高で1,000万ドルを計上した。ロシアとウクライナ、モルドバで、フリーズドライのインスタントコーヒー、コーヒー豆、グラウンドコーヒーを販売する。

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シュトラウスグループは昨年11月にもロシアの「Le Café」ブランドを3,700万ドルで買収するなど、CIS事業に力を入れている。

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Strauss Coffeeは生豆調達量で世界5位の大手。中東欧、ブラジル、イスラエルで事業を展開し、2010年に6億7,500万ユーロ(9億7,000万ドル)を売り上げた。従業員数は6,000人に上る。シュトラウスグループが74.9%、TPGキャピタルが25.1%を出資する。

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