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2011/9/7

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコEMCT、グルジアに水力発電所建設

この記事の要約

グルジアのエネルギー省は8月26日、トルコのEMCT Pazarlama Insaat Taahhut Ticaretと水力発電所に建設に関する合意覚書に調印したと発表した。EMCTは、グルジア西部グリア州を流れるグバゼ […]

グルジアのエネルギー省は8月26日、トルコのEMCT Pazarlama Insaat Taahhut Ticaretと水力発電所に建設に関する合意覚書に調印したと発表した。EMCTは、グルジア西部グリア州を流れるグバゼウリ川に発電容量3.1メガワット(MW)の水力発電プラントを建設する。プラントの総工費は450万米ドルで、2013年12月に完成し、14年1月から稼動を開始する。

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グルジア政府は08年に2008年4月に再生可能エネルギー戦略を策定。水力発電所を76カ所、発電容量にして1,382MWを整備することを目標に掲げており、これまでに19基(483MW)を建設することで投資家と合意している。投資家は発電プラントの運営・管理権を持ち、稼動開始から10年間は、冬季(10~12月)に発電された電力をグルジア国内のみに供給することを義務付けられる。その後は売却先を自由に決定することができる。

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