2011/10/26

総合・マクロ

関税同盟、WTOの食品安全基準採用

この記事の要約

ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国で構成される関税同盟は、世界貿易機関(WTO)のルールに準拠した食品安全基準を採用する。ロシアのプーチン首相が17日、明らかにした。\ プーチン首相は、18日にサンクトペテルブルク […]

ロシア、ベラルーシ、カザフスタンの3カ国で構成される関税同盟は、世界貿易機関(WTO)のルールに準拠した食品安全基準を採用する。ロシアのプーチン首相が17日、明らかにした。

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プーチン首相は、18日にサンクトペテルブルクでベラルーシ、カザフスタンと協議し、衛生と植物防疫に関する新たなルールを採用することで合意したと説明。「我々の専門家は長い間検討を重ね、WTOの SPS 協定(衛生と植物防疫措置の適.用に関する協定)にのっとったルールを策定した」と述べた。ロシアは食品安全基準を巡っては、2008年に塩素系洗浄水を使用した米国産ブロイラーの輸入を禁止するなど、国際基準との相違が問題となっていた。

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ロシアのWTO加盟交渉は12月に開催されるWTO閣僚会議までに妥結する見通しとなっている。

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