2011/10/26

CIS諸国

ウクライナ、穀物輸出関税を一部撤廃

この記事の要約

ウクライナ議会は21日、穀物の輸出関税を一部撤廃した。同国は12月末までの時限措置として、7月1日から小麦、大麦、トウモロコシの輸出関税を導入した。関税率は小麦で9%(1トン当たり最低17ユーロ)、大麦で14%(同23ユ […]

ウクライナ議会は21日、穀物の輸出関税を一部撤廃した。同国は12月末までの時限措置として、7月1日から小麦、大麦、トウモロコシの輸出関税を導入した。関税率は小麦で9%(1トン当たり最低17ユーロ)、大麦で14%(同23ユーロ)、トウモロコシで12%(同20ユーロ)。議会は今回、過半数(226票)を上回る272票の賛成を得て、このうち小麦とトウモロコシの輸出関税の撤廃を可決した。

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ウクライナは昨年10月、干ばつにより収穫量が悪化したこと受けて穀物輸出割り当てを導入。今年7月1日からは同措置を撤廃する代わりに輸出関税を導入していた。

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